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芝レース総決算

 28日のメインレースは新設重賞「きんもくせい賞(ネオユニヴァース賞)」。地方競馬全国交流重賞という条件でしたが、最終的に遠征馬はなし。岩手所属馬13頭でタイトルを争うこととなりました。

 今年は重賞、特別だけでなく、一般戦でも大幅に芝のレース数が増え、下級条件でも「芝の鬼」が多数存在することが分かりました。筆者はそれを受け、盛岡最終開催に、岩手所属馬のみの芝の重賞競走を設けるべきと考えていましたので、偶然ながらそれが実現したことになります。

 芝レースであれば、現在の格付けは(あまり)アテにならないと見ていますので、下級での活躍馬がどんどん上級に挑戦できる仕組みができれば、なお良いと思います。今回出走のメンバー13頭も芝の実績馬揃いですが、この他に今年芝で目覚ましい活躍をした下級馬が、惜しくも登録時点でカットされてしまいました。これとマツリダワルツの回避はなんとも残念です。


 予想の方は実に難解です。今回のポイントは

(1)前哨戦の10月14日、パンジー賞が4コーナーでのもつれがあったにしろ、出走9頭中7着までが0.3秒差という大接戦だったこと

(2)上記メンバーに加え、芝の1700mまでなら既に岩手ナンバーワンと思える、3歳馬ボスアミーゴが参戦してきたこと

の2点になります。

 それでも人気はボスアミーゴとサイレントグリーンに集まるでしょう。ボスアミーゴは先週に3歳馬限定のウイナーカップという選択肢もありましたから、ここは陣営自信の参戦と受け取りました。一方のサイレントグリーンには、9戦7勝の芝2400mという自分の土俵で戦える有利さがあります。
 しかし面白いことに、レースが近づくにつれ、両陣営からは相手を持ち上げる発言が増えていきます。もちろん自信半分、警戒半分。こちらは両方から話を聞いていますから、ますます悩むことになります。(1)の理由から「第3の馬」出現も十分考えられます。どういった結果となるか、実に興味深いところです。。

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  1. 2007/10/26(金) 22:28:10|
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