シアンモア記念はリュウノボーイが重賞3勝目

 5月13日に水沢競馬場で行われた、農林水産大臣賞典、社台スタリオンステーション協賛、第37回シアンモア記念(ゴールドアリュール賞)は、船橋から遠征のリュウノボーイが直線抜け出して優勝。岩手デビュー馬ですが、船橋へ移籍してから3つ目の岩手重賞獲得となりました。

口取り


残り100
 残り80m、早めに先頭になったカミノヌヴォー(桃帽、阿部騎手)を交わしてリュウノボーイ(9番桃帽、村上騎手)。その外へヒカルジョディー(1番白帽、小林騎手)、さらに大外からシャイニーハリアー(7番橙帽、関本騎手)が脚を伸ばす。中にマイネルプロートス(黄帽、斎藤騎手)、最内に逃げたトウホクビジン(青帽、吉井騎手)、後方にリュウノツバサ(黒帽、菅原俊吏騎手)。


コ#12441;ール前


コ#12441;ール
 「前を見ながら、ヒカルジョディーを待てるポジションで競馬をしようと思っていた。ペースが遅めだったので、早めに手応えを残しながらの仕掛け。絆カップの時ほどの走りではなかったが、右回りも問題なかったね」とリュウノボーイに騎乗した村上忍騎手。


ヒカルシ#12441;ョテ#12441;ィー
 2着にはヒカルジョディー、筆者の予想通り1番枠からでも最後方から追い上げる戦法で、素晴らしい脚を見せましたが1馬身及びませんでした。戦前に畠山調教師に聞いたように、少しでも馬場が湿っておればと思いましたが、天気予報ほどの降雨は無く、また土日と強風で馬場は想像以上に乾いていきました。また、直前で遠征馬の回避もあってレースの流れは、むしろ平均より遅いくらい。この馬には不運な要素が重なりました。


カミノヌウ#12441;ォー
 今季初戦が重賞となったカミノヌヴォーは、一旦先頭に立ちながらも最後一杯になって5着。「こうなることも覚悟していたけれど…」といいながらも、昨年同様に前々へ攻めて勝ちにいく競馬。「1回使っていればまた違ったと思う。次に戦うことがあれば…」と阿部騎手。もちろん次走以降に期待がつながる内容ですし、単勝式1番人気に支持され、ファンの熱い期待は伝わりました。


トウホクヒ#12441;シ#12441;ン
 笠松からのトウホクビジンは7着でした。



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  1. 2012/05/14(月) 20:30:36|
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いよいよシアンモア記念!

 5月13日の水沢競馬は古馬の重賞、農林水産大臣賞典、社台スタリオンステーション協賛、第37回シアンモア記念(ゴールドアリュール賞)。遠征馬2頭を迎え、岩手勢もトップクラスが揃って好メンバーとなりました。

 リュウノボーイ、トウホクビジンの遠征馬2頭はともに岩手デビューであり、移籍後も岩手での出走経験が豊富ですが、一方岩手勢の代表格となるカミノヌヴォーとヒカルジョディーとは初めての対決。それどころか、この2頭も初顔合わせとなるだけに、従来の成績だけでは容易に比較ができません。

 それだけに、むしろ船橋からのリュウノボーイが力比較の基準になります。今年は冬に3ヶ月の休みを挟みましたが、シアンモア記念を狙うのは予定通りとのこと。これまで意外に右回りで未勝利ですが、デビュー当初の水沢では同期にロックハンドスターがいましたし、南関東では右回りは大井だけ。そこで昨年12月31日おおとりオープンで3着があればなんら不安は感じません。3歳時も黒潮盃で終い勝負に賭けてロックハンドスターに先着(4着)しています。小回りコースも川崎で器用なレースを見せていることから、不安材料にはならないでしょう。昨年10月の絆カップは4馬身差の圧勝、盛岡良馬場の1400mで1分24秒8を叩き出しています。この時3着のリリーレインボーとは4+2馬身、4着のトウホクビジンとはさらに2馬身の差があります。十分な勝算を持っての遠征です。

 ヒカルジョディーはリリーレインボーにトウケイニセイ記念で4馬身、赤松杯で3馬身差をつけて勝っており、計算上リュウノボーイとの比較でも見劣りはありません。1番枠があたり、おそらくはあえて遅めのスタートで後方から末脚に賭けるレースを選択するでしょう。ただ、当初登録していたマルヨフェニックスやニシノコンサフォスが回避して、想定していたほどの速いペースが望めなくなったこと。思っていたよりも雨が少なく、馬場の回復が早かったことは計算外だったかもしれません。

 そして今季初出走で注目を集めるカミノヌヴォー。再転入後の4連勝は底知れぬもので、どこまで強くなるのかと期待を持たせます。昨年のダービーグランプリでも南関東ではるかに格上と思われていた、A2級のキスミープリンス、B1級のピエールタイガーら相手に完勝をおさめました。カミノヌヴォーの南関東最終格付はB3級でしたから、カミノヌヴォー自身に岩手の水が合ったこと、そして地元で戦う地の利があったことが大きな勝因になったと考えられます(今回のリュウノボーイはA3級)。一番の課題は桐花賞以来4ヶ月の休み明け。十分に乗り込まれてはいますが、5月開催のシアンモア記念で過去のデータを見ると、ほとんどの勝ち馬が春に赤松杯(あるいは過去に行われていた、まんさく賞)を叩かれての2戦目で結果を出しています。唯一の例外がメイセイオペラで、川崎記念とフェブラリーSからの休み明けで連覇を果たしています。この馬だけはシアンモア記念でさえも、帝王賞へのステップとしての出走でした。もしカミノヌヴォーが今季初戦でシアンモア記念を勝てば、その先のステップがさらに楽しみになります。

カミノヌヴォー


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  1. 2012/05/12(土) 21:23:12|
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勢いは止まらない、ヒカルジョディー!

 昨日のカミノヌヴォーに続き、5月10日木曜日はヒカルジョディーほか、シアンモア記念を目指す各馬が追い切りを消化しました。


ヒカルジョディー
 画像は5月9日(小林騎手)


 昨秋転入後しばらくのモタつきがウソのように、1月9日のトウケイニセイ記念でヒカルジョディーが鮮やかな直線一気を決めて大復活。冬休みを挟んで今季初戦となった4月15日の赤松杯も快勝。トウケイニセイ記念が4馬身、赤松杯が3馬身といずれも文句なしの勝ちっ振りです。

 転入当初は攻め馬の難しさか、左回りかダート1800mか…、さまざまな環境の変化に実戦で結果が出せない状況でしたが、トウケイニセイ記念では突然の大変身。それまで抑え切れぬように先行していた小林騎手が思い切った後方待機策で本来の切れ味を引き出しました。これがJRA所属時からの本来の姿なのでしょう。

 畠山調教師は攻め馬がスムーズになったとの筆者の問いに「ドームでジックリ乗り込んでから馬場へ出すのが上手くいっているし、右回りも良いのかもしれない。今回も前走くらいのデキにはあるよ」と。今季は春先から芝を求めてのJRA遠征プランもあったほどなので、仕上がりの早さには自信がある模様。攻め馬から騎乗している小林騎手も実戦での結果も含めて、すっかり手の内に入れたのではないかと思えます。「向こう(カミノヌヴォー)は今季初戦なので、今回くらいはなんとかしたいね。遠征馬もいるからペースもそう遅くはならないだろう。欲を言えば馬場が少しでも湿っていてくれればね」。さらっと謙虚なように見せかけて、今回はちょっと言っていることが結構強気に聞こえる畠山調教師。カミノヌヴォーとは脚質的に違う位置で競馬をすることが予想されるだけに、この二頭で遠征勢に対抗してほしいものです。


トウケイニセイ記念
 2012年1月9日、トウケイニセイ記念



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  1. 2012/05/10(木) 19:45:22|
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シアンモア記念へカミノヌヴォーが猛スパーリング!

 2011年度の年度代表馬、カミノヌヴォーが5月13日の水沢競馬場、シアンモア記念から始動します。そのカミノヌヴォーが9日に最終追い切りを消化しました。


カミノヌヴォー
 画像は5月3日(阿部騎手)


 今季のカミノヌヴォーは第1回水沢の赤松杯にも登録がありましたが、ここは「使って使えない状態ではないが」(千葉幸喜調教師)と回避。ぶっつけで初戦にシアンモア記念を選択しました。

 冬休みのある岩手競馬では春にいきなり重賞レースということはなく、ひと叩きしてから重賞という日程が組まれています。3歳馬も古馬も多くの馬は4月の間に一戦消化してから、それぞれが目標とするレースへ向かって行くのが通例です。それだけに、なによりカミノヌヴォーの状態面が気になるところです。赤松杯の翌週、4月20日から速い時計を出しはじめています。

 最終追い切りは前半からハイラップで飛ばし、最後は完全に一杯一杯。1ハロンだけ見るとあまり良い印象を受けないかもしれませんが、全体のタイムはやはりカミノヌヴォーでなければ出せないもの。「負荷をかけるためにも5ハロンから飛ばすのは予定通り。1回使った方が有利だとは思うが、ここへ向けてできるだけのことはやった」と千葉幸喜調教師は思惑通りの追い切りであったことを強調。山下厩務員も「この追い切りでさらに変わってくれれば…」と期待しています。昨年の不来方賞ダービーグランプリ桐花賞で3歳馬も古馬もすべてなぎ倒したカミノヌヴォーが帰ってくるかどうか、シアンモア記念の走りが楽しみです。


桐花賞
 2011年12月31日、桐花賞ゴール



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  1. 2012/05/09(水) 23:59:59|
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ダービートライアル、七時雨賞の展望

 5月6日水沢競馬のメインレースは七時雨賞。3歳馬の特別競走で、6月4日に行われる岩手ダービー・ダイヤモンドカップ(盛岡2000m)のトライアルレースとなっています。距離は1900mで、出走全馬が1600mまでしか経験がなく、距離経験を積む意味でも重要な一戦です。


 もちろん主役は転入初戦のスプリングカップを圧勝したロッソコルサ
ロッソコルサ
 転入時からスプリングカップを迎えるまでは「動きは悪くないが、走る気を見せない」と考え込んでいた千葉幸喜調教師。ところが実戦では「返し馬から走る気があって、これなら前へ行くな」と小林騎手がいうほどに気合いを見せて2番手から抜け出し。その後もさらに良化を見せている様子です。「来た当初は、頭を低く下げていても15−15を出すのに押して押してでないと動かなかった。それが今は何もしなくても動く」と千葉幸喜調教師。状態面の不安は全くないといって良いでしょう。ロッソコルサを軸に相手を捜すレースと見るのが妥当です。

 ただ、今回は距離1900m、「岩手のレースであれば2000までは大丈夫だろう」とはいうものの、ロッソコルサの最適条件は芝のマイルあたりまでとも思えるだけに、距離延長で浮上してくる馬があればレースは面白くなるかもしれません。


リアルサンボーイ
 スプリングカップ2着はリアルサンボーイ。菅原勲調教師は「(前走がマイナス11キロで)470キロ位はないといけない」といいますが、それでもスプリングカップは2着確保。2歳時はトップクラスとは大きな差がありましたから、これだけでも大きな成長であり、乗り込みも順調。阿部騎手は「思ったほどには伸びなかったが、距離延長は大丈夫そうだ」とそのとき語っており、やはり動向注目です。


イルドフランス
 イルドフランスは知床賞以来の特別挑戦。まだ格下感はありますが、2歳時から同厩でジュニアグランプリを勝ったワタリドラゴンとの併せ馬では常に優勢と、先々走ってくる可能性を感じさせる馬です。



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  1. 2012/05/05(土) 17:00:00|
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