ロックハンドスターは1月2日の金杯へ

 少々遅くなりましたが、11月15日に水沢競馬場で行われた、河北新報杯、社台SS協賛、第37回南部駒賞(クロフネ賞、皐月賞ステップ競走代表馬選定競走)の回顧です。

口取り
 優勝はロックハンドスターでした。


直線
 最後の直線、快調に逃げるモエレクリューガー(村上騎手、黒帽)にロックハンドスター菅原勲騎手、赤帽)が並びかける。少し離れてリュウノボーイ(小林騎手、桃帽)、その外へショウリダバンザイ(井上騎手、桃帽)。


ゴール
 地元ファンの大歓声を浴び、ロックハンドスターがモエレクリューガーを1馬身4分の1突き放してゴール。3着リュウノボーイはさらに7馬身離れました。「相手はモエレクリューガーだけと思ってのレース。3コーナーで相手が先に仕掛けて少し離れたが、4コーナーでは行けると思った。腰の心配もなくなって、走るごとに強くなっている。(1分39秒8は)2歳馬ではちょっと出せない時計。久しぶりに楽しみな2歳馬に出会った」と菅原勲騎手。それまで2歳馬の水沢1600mの走破タイムは、1990年以降のデータでは、2005年12月11日 の寒菊賞でオウシュウクラウンが出した1分41秒1が最高(2着ダンディキングが同タイム)で、これを一気に1.3秒短縮しました。


ショウリダバンザイ
 ショウリダバンザイは4着でした。




 さて、レース後のロックハンドスターですが・・・

25日
 11月25日の攻め馬(阿部厩務員)


 瀬戸幸一調教師に話を聞きました。
●南部駒賞の後も順調のようですね
 「レース後も疲れの出ることもなく、攻め馬を再開しました。菅原勲騎手もレース毎に強くなっていると言ってくれています。園田(兵庫ゴールドトロフィー)でも笠松の馬が勝ちましたし、JRAの2歳にダートでまだ強い馬が出ていないようなので、川崎(全日本2歳優駿)へ行ってもそう悪いレースはしないと思っていますが、次走は1月2日の金杯を予定しています。これならレース間隔がとれるし、速いところも十分乗り込んで臨めるはずですが、これから馬場が悪くなってきますから、順調に調整できるかどうかですね」

●そのあとは・・・
 「2月14日のJRA東京、ヒヤシンスS(3歳オープン、ダート1600m)へ行けないものかと考えています。そうなるとレース後の状態もありますが、岩手のシーズンが終わった後の調整場所など条件を整えていかなければならないので、いろいろな手段を調べているところです」


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  1. 2009/11/26(木) 18:07:12|
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道営記念4着、スタンドアチャンスが水沢へ転入!

 11月19日の北海道、門別競馬の第52回道営記念に村上忍騎手が参戦するとお伝えしましたが、その時騎乗して4着だったスタンドアチャンスが水沢の佐藤雅彦厩舎へ転入してきました。

横
 お食事中をお邪魔しました

 「上手く乗っていたね」と道営記念のスタンドアチャンス=村上騎手を評して佐藤雅彦調教師。事前から「B級とオープンでそうタイムは変わらない」と聞かされてはいましたが、前走A3特別からオープンの重賞へ挑戦、コースロスなく追走し、直線もインからジワジワ伸びて2着争いに加わりました(15頭立、11番人気4着)。当日村上騎手は8Rで1勝をあげ、道営記念の善戦と合わせて存在感を示しました。

 スタンドアチャンスは最短で12月3日の発走調教検査に合格すれば、続く19〜21日あたりに出走の可能性があります。いきなり結果を出すようであれば、桐花賞やトウケイニセイ記念でも怖い存在になるかもしれません。この動向にもご注目下さい。


立




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  1. 2009/11/25(水) 23:47:13|
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不来方賞は終わりました

 11月22日に水沢競馬場で行われた、テレビ岩手杯、社台SS協賛、第41回不来方賞(フジキセキ賞)は船橋から遠征のグレードアップが優勝。3歳三冠を狙った岩手のマヨノエンゼルは2着に終わりました。


グレードアップ
 7戦5勝と浅いキャリアながら高勝率を残して水沢へ殴り込みに来たグレードアップ、楽に先頭に立ってマイペース。前半の1000m1分03秒3、後半1分04秒3というきれいな平均ペースに持ち込んで逃げ切りました。
 2分07秒6というタイムは、1999年のマーキュリーカップでオースミジェットがマークした2分06秒7に迫る好タイムでしたが、グレードアップの実力と時計の出る馬場状態からすれば、特に驚くほどのものではないと思われます。実際、最後の直線もキャリアの浅さのせいか、まだフワフワして走っており、マヨノエンゼルの猛追を受けてからまだひと伸びしておりました。さらに強い相手と走れば、もっと良いタイムで走ることのできる馬だと思います。

顔



マヨノエンゼル
 三冠を目指し直線猛追したマヨノエンゼルでしたが、惜しくも半馬身及ばず2着。向正面から小林騎手の手綱が激しく動き、その時点では正直遠征馬のワン・ツーも覚悟しましたが、最後の直線などは凄い脚色。確かにグレードアップには余力がありそうでしたが、よく差を詰めました。小柄ゆえ長距離遠征などにはハンデがあるかもしれませんが、もっと速い先行タイプが多数おれば展開も変わって来るかもしれませんし、より強い相手と戦えば自身もさらに強くなるタイプだと思います。この日の敗戦は決して無駄にならないでしょう。


スギノブライアン
 血統面からも魅力を感じた名古屋のスギノブライアンが3着。3番手追走から3、4コーナーではあわやのシーンもありましたが、最後に力尽きました。


トキワノマツカゼ
 4着はトキワノマツカゼ、秋2走目のローテーションで好仕上がりだったと思います。これも最後突き放されましたが、岩手2番手の位置はキープ。3、4着のタイムが本来のレベルであるような気がします。1、2着はちょっとレベルが高すぎました。


ステイトリーマナー
 5着は北海道のステイトリーマナー、出世が遅れ実績の比較はまだ一枚下でしたが、それは比較の対象が少なかっただけで、岩手の3歳世代でなら上位に加われる力をここで証明しました。


エンジンソウル
 岩手3走目となるエンジンソウルは11着でした。


 不来方賞については、南関東ブログ「南関魂」の高橋華代子さんも当日水沢競馬場へ取材にお越しになっており、紹介記事がアップされています。こちらもごらんください。

遠征だぁ!


やったぁ\(^o^) /


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  1. 2009/11/24(火) 20:49:42|
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不来方賞展望、三冠目指すマヨノエンゼル

 11月22日、水沢競馬のメインレースはテレビ岩手杯、社台SS協賛、第41回不来方賞(フジキセキ賞)。3歳三冠路線の三冠目としての役割は昨年同様ですが、秋後半の水沢に移されたことで、地方交流時代のダービーグランプリのような条件となりました。

 最近は「3歳馬のトップクラスは夏以降古馬と戦うべき」だとか、長距離戦が流行らなくなったことでJRAの菊花賞も肩身が狭くなっているようですが、4月に始まり1月に終わるという岩手競馬の流れであれば、この時期に不来方賞を持ってくることは全く不思議がなく、むしろ全体のバランスを考えてもプラスになる条件変更でしょう。苦しい状況の中で賞金を増額したことにも、このレースへの岩手競馬の思いが込められていると思います。

 県外からの遠征馬は4頭、微妙な数とはなりましたが、それは二冠馬マヨノエンゼルの強さが全国的に認識されているのではないでしょうか。

青藍賞
 9月13日、青藍賞

 2歳時は常にワタリシンセイキの後塵を拝していたマヨノエンゼルでしたが、ワタリシンセイキの南関東移籍後は3歳ナンバーワンの座をガッチリとキープ。差し馬が極端に不利な状況だった盛岡の七時雨賞を取りこぼしたほかは、ほぼ完璧な内容で阿久利黒賞、岩手ダービーダイヤモンドカップを制しました。単なる繰り上がりのナンバーワンでないことを証明したのが秋の青藍賞で、古馬のトップクラスを相手に完勝し、小林騎手もレース振りも含めて成長を絶賛。南部杯も6着で地方最先着の位置を守りました。

 今回の不来方賞は4頭の遠征馬を迎えますが、青藍賞では南関東B2で勝ち星のあるリュウノケンシロウを完封。今回ライバルと目される船橋のグレードアップも前走でB2、B3のJRA交流(岩手でいうフレンドリーカップに相当)を勝っていますが、地の利も含めて互角以上の勝負が可能と判断しました。地元応援の願望も込めてですが、マヨノエンゼルの三冠達成に期待したいと思います。

 そのグレードアップが逆転候補の一番手です。南関東で7戦5勝の高勝率、4月のクラウンカップではのちに東京ダービー馬となるサイレントスタメンから1.0秒差の5着でした。ちなみに東京ダービーではワタリシンセイキがサイレントスタメンから0.3秒差の5着しています。このことからグレードアップは相当な素質馬であることが想像できますし、同時にワタリシンセイキも、マヨノエンゼルも今年の地方3歳馬としてはなかなかの地位にいることが改めて類推できます。問題はキャリア不足という点であり距離経験は1600mまで、ここが最大のポイントになるような気がします。

 岩手勢の2番手はトキワノマツカゼにしました。北海道2勝から転入後は7戦して2着5回と勝ち星なしですが、ほとんど崩れなくマヨノエンゼルに続いています。マヨノエンゼルを逆転することは容易ではないと思いますが、夏場をしっかり休養に充て、この秋はクリスタル賞2着を叩いての2走目。しっかりローテーションを守っている点に好感が持てます。

 名古屋のスギノブライアンもなかなか強そうです。駿蹄賞2着、金沢へ遠征してMRO金賞(東海・近畿・中国交流)を勝っています。前走の岐阜金賞は5着敗退も前半のハイペースに巻き込まれて直線失速したものであり(勝ったのは岩手デビューのトウホクビジン)、評価を下げるものではありません。それに加えてこの馬の魅力は血統面、父は岩手の皇帝トーホウエンペラーに、母父は名古屋の歴史的名馬ゴールドレット。ゴールドレットは東海23戦20勝2着3回、何度も中央挑戦が噂された怪物であり、主戦騎手はスギノブライアンを管理する原口次夫調教師でありました。地方競馬ファンであれば、地区の隔たりに関係なく応援したくなる背景を持っている馬です。



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  1. 2009/11/22(日) 00:00:00|
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11月22日は今季最後の新馬戦

 11月22日の水沢競馬、第3レースはフューチャー競走(2歳新馬戦)。2歳馬の集まり具合から、どうやらこれが今季最後の新馬戦となりそうです。出走馬を紹介します。


クールポテンシャル
 クールポテンシャルの父はメイショウドトウ、芝向きとの印象もありますが、エイシンイッパツやクレドで徐々に存在感が上がっています。


キタノドレイコ
 キタノドレイコの父はアドマイヤコジーン、岩手では新馬戦の好成績が目立つ種牡馬です。まずはスタートをまとめたいところです。


プリンセスマオ
 プリンセスマオは能力検査好内容で人気の一角となりそうです。父はザッツザプレンティで、牝馬ながらなかなか大柄です。


リュウノジェット
 リュウノジェットの父はダイタクサージャン、数は少なくとも盛岡の芝に好相性です。兄に園田金盃を勝ったニューシーストリー、能力検査にはまだ余力が感じられました。


メイセイクイーン
 メイセイクイーンは父ダージー、能力検査の動きはまずまずで、ダートにも適性がありそうです。


ビャクヤ
 ビャクヤは入厩からちょっと時間がかかりましたが、なんとか最終戦に間に合いました。父バゴ、母父リアルシャダイで、兄弟馬はJRAでの実績馬がおります。


オウシュウニシキ
 オウシュウニシキの父は新種牡馬のマイネルセレクト、岩手にはこの一頭だけですが、全国で認定勝ち馬を多数出しています。ダート短距離は当然ベストでしょう。


アシヤメレンゲ
 アシヤメレンゲは父アドマイヤボスで、千葉サラブレッドセールの購買馬です。能力検査は後方のままでしたが、終始手綱は抑えられていました。


モデストレディー
 モデストレディーの父はスマートボーイ、能力検査も好スピードを見せました。昨年はこの厩舎からトウホクビジンが出ましたが、今年は昨年以上に大活躍の種牡馬です。


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  1. 2009/11/21(土) 00:00:00|
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